過渡期 – Transition period

皆さん、こんばんは。
最近は、家庭事情があり在宅勤務で一人集中作業をしております。これがね。。。寂しくなく、雑音なく。。。あるのは飼っているインコのピノちゃんの感高い「ピヨっ」という鳴き声だけ。。。JAZZを聴きながら優雅な作業をしております。w

さて、昨日の月曜日は久々に埼玉県産業技術総合センター(SAITEC)の事業化製品化支援室のデザイン担当部署に顔を出してきました。SAITECさんからもちょっとした相談が僕にあるということでお伺いし、僕の方からも色々ご報告を怠っていたので、この機会にご報告させていただきました。

2時間ほどのお話の中、「企業支援事業が過渡期にある」という話題が出ました。この話題は行政機関だけではなく、民間企業からも最近よく聞くキーワードです。自分の身の回りを見てもデザイン業界は「デザイン思考の終焉」と言われ、現実IDEO JAPANがほぼ事業撤退という事実があり、取引先の工場インフラも「現状の設備と製造フローでは生きていけない」という急激なIT化があり、B to Bからの脱却と銘打ってB to C事業にシフトする中小企業向けの補助金事業でも、実際に商品化された件数はかなり少ない。弊社でも今までの企業支援内容では足りなく、より足の長い支援内容が必要になってくると予感しております。

世間では、デジタル化のインフラが利用者が理解できないレベル、スピードでどんどん加速しており、デジタル化社会の向かう方向が見えにくく、どう判断していくべきか?悩ましいし、また製造関係の日本回帰が始まっていると言われていますが、製造系中小企業にはその恩地がほとんどなく、クラウドファンディングやインスタグラマーマーケティングという新たなマーケットでB to C商品でチャレンジしている企業も多くなってきていますね。。。その評価も「いいね!」の数が判断材料になってたり。。。汗

我々もプロとして、自我の「正解」を相手に押し付けるのではなく、多様な知見、情報を持ちつつ、それを相手の立場に合わせたフレキシブルな対応を求められることが多くなりそうです。

今日のところは日記的なブログでした。

さて、先日ブログでご紹介させていただいた関連会社のWebショップ「itooshi@ziro web shop」に第2弾の製品が近々デビューするかもしれません。埼玉県内の中小企業から持ち込まれたアイディアを現在、弊社で意匠的な構造調整を行なっております。あとは作れるか??企業さん。。。ってことろです。販売間近になりましたらまたご報告させていただきます。

第2弾の商品カケラプレビュー。まだまだ設計検討中!お楽しみに!
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次