デザインと理念

皆様、こんばんは。
梅雨開けたのかな?でも、蒸し暑さは日々増している感じ。これから日差しも強くなり例年通りの短パン出社間近ってところです。w

何から書こうかな。。。あ、FBで先行発信しましたが、7/7(金)の夕方から「3Dパーティー」という日本中(もはや世界中)から3DCGクリエーター、3DCADエンジニア、その方たちにツールを提供するメーカーさんが集い、わちゃわちゃな出会いの会がありました。この会は現:CANONデザインセンターの山村さんが主宰しており、なんと!今回で19回目の開催でした。すごい山村さん!コミュニティー力半端ない!!会の中では、カーデザイナーや映画製作にかかわる方など、多種多様な方たちと交流できて大変有意義な時間でした。う~ん!!上質な世界を堪能しました。こういった方たちは現代の「造形職人」なんでしょう。僕も仲間入りできてよかったです。

【山村さんのお立ち台アピールを見る私】
【150名のクリエーターが新宿ミライエタワーに集結!】

さて、本題に。。。


近年、「パーパス経営」という言葉をよく耳にします。
デザイナーもよく使う言葉ですね。意味は皆さん理解していると思いますが「パーパス」は日本で言えば「存在意義」になります。
企業の社会に対する存在意義がより問われる時代になってきましたね。
「売上」は何かの成果であって、「売上」自体が成果ではない。
パーパスを意識するとこんな言葉がでてきそうです。

しかし、この「パーパス」という言葉が何か「形式的な」言葉になってるような気がしてなりません。
世間が騒いでいることに乗っかり、そう言っておけばいいだろうという企業がまだまだ多いと思うのは僕だけでしょうか?

以前、とある中小企業の社長さんに経営理念を聞いたことがありました。
答えは「そんなもんない」でした。

理念がないとパーパス経営はあり得ないのですが。。パーパス経営を行うためには、社長自身の「自己理念」や「自分自身の在り方」がないと組み立てられないのがパーパス経営の本質です。

では、その「自己理念」「自分自身の在り方」というのはどうやって抱けるのでしょうか?

それは「使命感」だと思います。

僕も「使命感」がない社会活動をしていたら、会社経営はしなかったと思います。
また、そういった企業にかかわるデザイナー側も「自己理念」「自分自身の在り方」を「使命感」から抱いているでしょうか?抱いてなければ企業に対し「パーパス経営の重要さ」は訴えられないと思います。
今楽しければよい、売り上げが上がればよい。。。これで良いのでしょうか?
企業経営者は社員という財産を抱えています。
その社員さんを幸せにしたいなら、是非経営者は「自己理念」「自分自身の在り方」を抱いてください。
また、そういう企業にかかわるデザイナーも同じことが言えます。「理念」「あり方」を持たないデザイナーがどうして企業コンサルできるのか?ということです。
デザイナー側は企業経営者より、強い理念を抱く必要があります。プロの仕事(職人)なのですから甘ったれていては務まりません。
デザイナーは日本の企業を上質な環境に引っ張り上げる「使命」があると思います。

デザインは理念を視覚化するツールです。デザイナーはそのツールを自由自在に扱えなくてはならない。
自分自身に言い聞かせるように、僕も家にいる土日祝日も脳はON状態で、日々修行しております。
来週から、3日間缶詰めの企業経営者研修に挑みます。最近、僕も理念やあり方の方向性を常に学び、確認しています。皆さんも学びは人生にとって最も重要です。日々精進していきたいと思います。苦しさから楽しみを得る。デザイナー冥利に尽きますね。

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