デザインを活用した製品開発

みなさま、こんにちは。出張続きでなかなかブログに手が届かないこともあり。。

でも、書こうと思えば毎日書けるんですけどね。。ipadも持っているし。。。

あ、iphoneでは書けないのです。理由は。。。。老眼の進行により目が見えないからです。。汗

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さてっと、今日の話題は「デザインを活用した製品開発」についてです。

近年、デザインというキーワードが流行っているようで経営コンサルの方や行政書士の方も「デザイン」というキーワードを企業支援で使われているようですね。

また、書店の「芸術」棚にもデザイン書籍(読み物)が多数出版されていて、いろいろな方が「デザイン」に触れる機会も増えたようです。

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さて。。。上記の2つの本

ともに「デザイン」を取り上げていますが、読むとまったく違うことが書かれています。

何故かと言うと、デザインを活かして「生む」ものが違うからです。

上の本は、売ってくための「デザイン活用」であって、下の本はコミュニティー形成のための「デザイン活用」です。

どれも「デザイン」のことを書かれている素晴らしい本です。

ですが、これだけ「デザインの主張」に差異が生じると、デザインにこれから関わろうとする人、企業が「どれがデザインなの?」と迷われることもあるでしょうね。

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僕が思うに、さまざまなデザイン書籍に書かれている共通点は「デザインを活用」していくための「思考」が書かれ、語られているに過ぎません。

また、さまざまな書籍に書かれていない共通点もあります。

それは。。。「何をデザインするのか?」という対象物、対象場がないままに書かれているような気がします。要は「デザインを活用する目的」が薄いと思うのです。

僕は工業系のデザイナーですが、日本ではそのエリアのデザイナーはインハウスが多く(企業内デザイナー)、僕のように独立系は全国でも少ないのが現状です。その独立系デザイナーの殆どが「メーカー経験がある」かたです。

メーカーでのさまざまな経験がないと「製品開発」に携わることが困難だと思います。

そういう工業系デザイナーは「モノ」からコミュニティーを生み、市場も構築できるノウハウを持っています。

最大の強みは「モノ自体を綺麗に整える」技が一番得意なはずです。

みなさんもそうだと思いますが、素敵な物を持っているとみんなに自慢したくないですか?自慢したあとその「物」の素敵さに共感した方々が、自分でも手に入れて、また他の人に自慢する。そうやってコミュニティーが生まれ、市場が構築されていきますね。008567.smpl

そういったノウハウを僕が主体となり行政(札幌市)がバックアップしてくれる事業があります。

「デザイン活用型製品開発支援事業」 です。

(リンクには募集終了となっていますが、毎年書かれている公募条件にて申し込みをしています。内容のみ参照ください)

4年前から市内製造業を主体にデザイン関係の専門家を派遣し、デザイナーと共に製品開発をしていこうという事業です。

製品開発を主軸として、会社の想いと強みを大切にしながら、経営者、社員が1つの目的に向かって役割を全うし楽しくことを進めながら、その雰囲気を社外に伝え、製品と会社のワクワク感に共感する人たちをたくさん増やそうということです。

製品開発に関わる企業の皆様、是非体験してみてください。

詳細は先にご案内した「伝えるものづくりセミナー」(6/23 14時~)にご参加いただければ、僕の方から事業説明を行う予定です!

皆様に是非お会いしたいです!

 

 

 

 

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