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アルキメデスの大戦とデザイン

アルキメデスの大戦とデザイン

皆さん、こんにちは。
オミクロン株によるコロナ第6波が今までにない勢いで感染が広がっています。症状は軽いと言われていますが、子供の感染者が増えているなど第5波とは違った対策が必要になってくるのでしょう。また昨日、トンガ沖で起きた大噴火による津波が16日未明より日本の太平洋側を襲ってきております。この大噴火による気圧の変動や低気温化も懸念されており、この2日間は注意が必要ですね。

さてと。。。先週の3連休にNETFLIXで映画を見ておりました。特に見たかったわけではないですがマイリストに入れていた「アルキメデスの大戦」という戦艦大和にまつわる物語です。漫画で有名になった物語ですね。

昭和8年(1933年)、第2次世界大戦開戦前の日本。日本帝国海軍の上層部は世界に威厳を示すための超大型戦艦大和の建造に意欲を見せるが、海軍少将の山本五十六は今後の海戦には航空母艦の方が必要だと主張する。進言を無視する軍上層部の動きに危険を感じた山本は、天才数学者・櫂直(かい ただし)を軍に招き入れる。その狙いは、彼の卓越した数学的能力をもって大和建造にかかる高額の費用を試算し、計画の裏でうごめく軍部の陰謀を暴くという物語です。物語の最後のほうで、櫂直は建造費の他に設計欠陥を見つけ、その設計士に指摘をしますが、その設計士はわざと欠陥を含め設計していて、超大型戦艦大和がすぐに沈めば、戦争を終わらせられると思っていたという感動のオチがありました。そんな物語の中で、天才数学者櫂直が2階微分方程式を応用し材料(鉄)総量と建造費の法則に気づきます。

そしてこの2階微分方程式から積分し、下記の積分解を視覚化しました。
このシーンを見ていて、なぜか。。。「数学とデザイン」の因果関係を再度、思い出しました。以前から、数学(数字)とデザインの関係性を調べたりしていて、弊社の本棚には動物の骨格標本の本や自然物を数字、計算で論理化するテキストなど。。。変な本がたくさんあり、昔はよく読んでいました。。今でも捨てられない本です。たとえば、このグラフは「タイムアクセスデザイン→商品やサービスのユーザー愛着度」にも当てはまると思います。横軸が時間、縦軸が愛着度です。商品やサービスを手に入れたあと、どんどん愛着が沸きますが、ある程度の時間が過ぎると愛着がなくなりますが、ゼロにはならず、その後一定の低い愛着度(慣れですね)で商品やサービスを維持し続ける。そんな仮説も説明できる方程式解です。デザインの世界では昔から「黄金比」や「シンメトリー」など「美しく見える法則」が実在します。この辺は数字で証明できる理論だと思います。特に「黄金比」は完ぺきな数学ですよね。そのデザインが美しいと感じるのは、経験則や環境経験など感覚的な要素も重要と言われていますが、微分積分っていうのは数学のスーパースターで、そういう感性、感覚的なものも数字化できてしまうのでは?とかなり昔から思い時間あるときにプチ研究をしています。ですから僕は人一倍「一般認知的デザインはAIで処理可能」という理論を持ちながら活動しています。今後の産業的デザイナー(インダストリアルデザイナー)は特に新たなAIを超える能力が必要であり、それができなければ活動の場を失うという危惧をしております。でも大丈夫です。こんなこと思っているのは僕だけなんで。。。弊社のスタッフもあきれて笑っています。デザイナーって今後どうなるのかな。。。足元の活動だけでは存在が薄れていくだけなのではないか?と思いつつ、日々活動しています。最後に割と面白かった数学的デザイン本を3冊紹介。
「デザインのための数学」→図形を基本として図形の組み合わせなどで「間」を数字で理解したりできる本です。グラフィックデザイナーさんは腑に落ちる感じの内容。「点と線から面へ」→構成要素(点・線・面)のバランスと意味を解説しています。数学と科学を融合させているような内容。
「デザイン知」→いまだに理解できない理論があるくらい難しい内容です。数学的、科学的、倫理的な要素を総合して打ち出している内容。
では、今日はこの辺で。